二人の男の話diary


人は誰しも壁にぶつかる時がある
重く分厚い壁に跪いてしまうこともある
ある男は、その怒りの矛先を誰かに向け、砂を手に立ち上がり
ある男は、跪いたその先に、小さくても力強く咲いている一輪の花を見つけ、柔らかく微笑み立ち上がった
跪きうつむかなければ、その花を見ることはなかったであろうことに気付いたのだ
きっかけは自分ではないかもしれない
しかし、跪いたのは自分 その後の感情も自分自身が感じた感情だ
どちらの男が未来への成長を掴むことができるだろうか