命の法則diary

命あるものは必ず死を迎える…
これは、どんなに財を成そうが、どんなに善い行いをしようが、平等に避けて通れない自然の法則だ
死にざまとは、その人の生きざまではないだろうか
❛その❜生きざまを見せることが、親が子どもに教える最後の教育ではないだろうか
死を恐れていた母は、一年前の今日、日付が変わる少し前に私と孫に冷たくなっていく手を握られ、ゆっくりと92年の生涯を終えた
最後に家での介護をさせてもらえたこと、寝る前に身体を拭き、パジャマに着替え、おしめを綺麗にし、歯磨きを終えると「ありがとう」と言って、ハイタッチをし、にっこりと微笑んだ母 今でもその笑顔と手の温もりをしっかりと覚えている
年をとり、出来ないことが少しずつ増えていく これも自然の流れとして、そんな自分も受け入れていかなければならない時が来る だが、心はどうだろう? 体がいうことを聞かなくなっても、心は自分の中にある
私もいずれ、子どもたちに最後の教育をする時が来る 子どもたちのためにも、自分自身のためにも、どう生きていくのか・・・ 天晴れ!そう、私が思い、子どもたちに届く、そのために、今を生きる