願いが3つ叶うなら・・・diary
11月29日(水)佐賀のアバンセで、小児科専門医・子どものこころ専門医をへて、現在は子どもの虐待防止センターに所属され活躍されている山口有紗さんの講習 ❝共に生きる共にゆれる❞ に参加させていただきました。
私が一番印象に残っていること・・
長期間虐待を受け保護された男の子のことばです
(もし、奇跡が起きて願いが3つ叶うとしたら?) この質問への答えは
❝願いはない。…ただ、楽になりたい❞
胸がギュッと締め付けられる感じがしました
普通の家庭に育った子どもなら、ゲームが欲しい!お菓子をたくさん食べたい!好きなものを買いたい!
そんな言葉が出てきそうなんですが…
虐待とは身体的なものだけではないんですね 無視無関心といういわゆるネグレクトだったり、言葉による暴力も虐待に値します。
子ども時代にどういう言葉を掛けられたか、どういう接し方をされたか、それによって大人になってからの心と体にも影響が続いていきます。
子ども時代のポジティブな体験を増やすことで逆境体験も和らいでいくそうです
子どもの心の声を聴くこと、ただただ一緒に同じ景色を見ること、言葉がなくても同じ空気を吸うこと、寄り添うってそういうことだったりしますよね
その言葉を掛ける側、接する側もやはり、自分の心の声に耳を澄ますこと・自分を労わること 大事にしたいですね
